素朴なベイエリアの日常。

相方とキジトラと2020年8月にNYから引越しました。

アニマルシェルターのこと

 

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写真は我が家の溺愛中の猫。ニューヨークのアニマルシェルターから引き取りました。ということでアニマルシェルターのことについて書こうと思います。仕事を辞めたタイミングでずっとやりたかったアニマルシェルターでのボランティアをやり始めました。

私が通っているところは Animal care center of New York (https://www.nycacc.org/) でニューヨーク市の公的なアニマルシェルターです。飼えなくなった動物、道で迷子になった動物などまずACCNYで引き取りその後必要に応じて私設のシェルターに動物達が送られます。よくいる動物達は犬、猫、ウサギ、ギニアピッグでたまにワラビーや子ヤギなんかもいてほっこりします。私設のシェルターとの大きな違いは市の行政機関から資金の援助を受けていること、動物の受入れ拒否権がないこと、安楽死を行なっているでしょうか。。。働いている方々の涙ぐましい努力もあり90%強の動物が新しい居場所を見つけていますが (https://www.nycacc.org/about/statistics)まだまだ捨てられる動物が多すぎて追いついていない状況です。

特に今年はシェルター動物の収容数の飽和状態が歴史上最長になりACCNYが2回も公的文書を発表しました。

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飽和状態になると既存のケージでは足りなくなり廊下に仮設のケージが設置されます。そうなるともう野戦病院状態です。動物達のストレスも相当だと思います。そうなってしまった理由に関しての考察は長くなるのでまた別途。引き続きボランティアを続けてちょっとでも手助けになればと思っています。